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米インフレ率2.5%までの上昇容認=シカゴ連銀総裁

[5日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は5日、インフレ率の2.5%までの上昇を容認するとし、米国のインフレ率は2023年までに2%に達するとの見方を示した。

エバンズ総裁は講演原稿で「連邦準備理事会(FRB)はインフレ目標達成に向け『虎穴に入らずんば虎子を得ず』的なアプローチを取る必要がある」とし、「(インフレ率が目標を上回る)オーバーシュートが実際に必要になる。こうした状態を躊躇することはできない」と述べた。

FRBは8月、インフレ率の上昇を容認する新戦略を発表。ただ、FRBがどの水準までインフレ率の上昇を容認するのかなど、不明な点は多い。

エバンズ総裁は、インフレ率平均2%の目標を達成する前にFRBが利上げに着手する可能性はあるとしながらも、インフレ率の力強いオーバーシュートを容認するために、金利を充分に低水準にとどめておく必要があると指摘。ダラス地区連銀のカプラン総裁が先週示したように、インフレ上昇を2.25%までしか容認しなければ、平均での目標達成は26年にずれ込むと述べた。

その上で、2.5%までの上昇を容認すれば、平均でインフレ率を2%とする目標は1年早く達成できると指摘。FRBは15年12月にゼロ金利政策を解除したが、先の金融危機後に新戦略が導入されていれば、解除は少なくとも17年までずれ込んでいたとの考えを示した。

ただ、23年にインフレ率が2%に達し、失業率が4%に低下すると自身の予想は、追加財政支援策の有無に左右されると述べた。

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