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米、低金利踏まえ金融規制・監督の改革必要=シカゴ連銀総裁

米シカゴ地区連銀のエバンス総裁は5日、金利が長期間にわたり低水準にとどまる公算が大きいという新たな現実を踏まえると、米国の金融規制と監督体制を改革する時期に来ている可能性があるとの見方を示した。ワシントンのFRB本部で2018年7月撮影(2020年 ロイター/LEAH MILLIS)

[5日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンス総裁は5日、金利が長期間にわたり低水準にとどまる公算が大きいという新たな現実を踏まえると、米国の金融規制と監督体制を改革する時期に来ている可能性があるとの見方を示した。

米連邦準備理事会(FRB)は昨年8月、世界的に超低金利環境が長引く中でインフレが下押しされることへの対応の一環として「2%の平均物価目標」を採用する新指針を発表した。

エバンス総裁は米国経済学会(AEA)のオンライン会議での講演で、低金利環境が長期化するとの観測で投資家が過度なリスクを取ることが懸念されるとし、こうした懸念に対し、FRBが掲げる目標達成前に利上げや資産買い入れ策の縮小などで対応すれば、責務達成が阻害されるだけでなく、金融安定も改善しないと指摘。金融安定を巡る懸念には、金融政策よりも規制と監督の方がうまく対応できるとの考えを示した。

その上で、2007─09年の金融危機を経て規制と監督の双方は改善されたものの、「やるべきことはまだある」と指摘。名目金利が低水準にある環境下で、監督・規制戦略をできる限り耐久性のあるものにしていく必要があるとの見方を示した。

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