June 5, 2020 / 7:43 PM / a month ago

米マイナス金利観測が急速後退、好調な雇用統計受け

[5日 ロイター] - 米労働省が5日発表した5月の雇用統計が予想外に好調だったことを受け、金融市場では米連邦準備理事会(FRB)がマイナス金利政策を導入するとの観測が急速に後退した。フェデラルファンド(FF)金利先物は向こう3年間マイナス金利は実現しないことを示す水準にある。

FRBは新型コロナウイルス感染拡大を受け、3月15日に開いた緊急会合でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0─0.25%に引き下げた。その後、4月28─29日の連邦公開市場委員会(FOMC)では金利据え置きを決定したものの、5月に入り、FF金利先物<0#FF:>はマイナス金利政策の導入を織り込む水準で推移していた。

ただ労働省がこの日に発表した5月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比250万9000人増と、エコノミスト予想の800万人減に反しプラスに転じたほか、失業率は13.3%と、戦後最悪だった4月の14.7%から改善。新型ウイルス感染拡大に起因する景気低迷は底を打った可能性があることが示された。

これを受け、マイナス金利政策導入の観測は後退。TDセキュリティーズの金利ストラテジスト、ゲンナディー・ゴールドバーグ氏は「市場では転換点に達したとの見方が出ている」とし、「短期的に金利は上昇する可能性があるという観測もある」と指摘。マニュライフ・アセットマネジメント(ボストン)のポートフォリオ・マネジャー、チャック・トームズ氏は「経済指標は一時想定されたほど悪くならないとの観測が織り込まれた」とし、「マイナス金利観測は短期間で反転した」と述べた。

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