[11日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は11日、連邦準備理事会(FRB)は近い将来に保有資産の圧縮に着手する必要があるとの考えを示した。
ジョージ総裁はオンラインイベントでの講演原稿で、インフレ率が約40年ぶりの高水準にあり、需要も力強く、労働市場も引き締まりを見せる中、FRBの現在の「極めて緩和的」な金融政策は景気見通しと整合しないと指摘。「FRBが緩和的な金融政策の解除に動くに伴い、バランスシートを縮小させることを望む」と述べた。
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