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銀行システムの毀損リスクなお顕在=カンザスシティー連銀総裁

[ワシントン 25日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は25日、新型コロナウイルス禍に伴う足元の景気後退(リセッション)が家計や企業に影響を及ぼす中、銀行システムが損なわれるリスクは依然として存在するという認識を示した。

住宅ローンや企業融資などの債務不履行(デフォルト)の連鎖はまだ発生していないものの、「本格的な景気回復には程遠い」とした上で、「3月以降の家計や企業のバランスシートの緊張は、銀行の収益性や損失吸収能力を今後も脅かしかねない脆弱性を生み出している」と警告した。

とりわけ地銀に対しては、不安定な農業市場や逼迫した商業用不動産業へのエクスポージャーを考慮すると「警戒を怠ってはならない」とし、「事業収益や商品価格の逼迫は一部債務者の返済能力を脅かしている」と指摘した。

また「規制と金融政策の双方が大手行に有利に働いている」状況の下で、コロナ禍と最近の規制変更が銀行業界の統合を加速させないか心配していると述べた。

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