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新型コロナ流行、教育水準の低い層に壊滅的な影響=FRB報告書

米連邦準備理事会(FRB)が17日公表した報告書によると、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって米国内の教育水準や所得水準が低い層により壊滅的な影響が及んでいたことが分かった。写真は2019年3月撮影(2021年 ロイター/Leah Millis)

[17日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が17日公表した報告書によると、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって米国内の教育水準や所得水準が低い層により壊滅的な影響が及んでいたことが分かった。

FRBが毎年実施している「家計経済と意思決定に関する調査(SHED)」によると、パンデミック禍において学士号を持つ成人と高校卒業未満の成人との経済格差が拡大したほか、失業は低所得者層に偏って発生したという。

ボウマン理事は声明で「米経済が改善したとはいえ、一部の人がなお苦境に立たされていることは確かだ。特に職を失った人や教育水準が低い人が一段と遅れを取っている」と述べた。

2020年11月に実施された同調査によると、経済的に少なくとも「満足している」と答えた割合は学士号以上を持つ成人で約89%だったのに対し、高校卒業未満の成人では45%にとどまり、その差は19年の34%ポイントから44%ポイントに拡大した。

また、人種間ではアフリカ系およびヒスパニック系の同割合が3分の2未満だったのに対し、白人系は80%、アジア系は84%で、白人系とアフリカ系およびヒスパニック系の差は17年から4%ポイント拡大した。

1年前と比べて経済的に悪化したと答えた成人の割合は全体で約25%と19年の14%から上昇し、この質問が調査に追加された14年以降で最高となった。

一方で、経済的に「満足している」と答えた割合は約75%となり、19年とほぼ同水準だった。

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