August 23, 2018 / 11:41 PM / 3 months ago

FRB当局者、今年と来年の追加利上げ必要との認識でほぼ一致

8月23日、米連邦準備理事会(FRB)の当局者らは、トランプ大統領の不満表明にもかかわらず、年内および来年に追加利上げすべきとの認識でほぼ一致している。ワシントンのFRBで22日撮影(2018年 ロイター/Chris Wattie)

[ジャクソンホール(米ワイオミング州) 23日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の当局者らは、トランプ大統領の不満表明にもかかわらず、年内および来年に追加利上げすべきとの認識でほぼ一致している。地区連銀総裁2人の発言が23日、相次いで報じられた。

カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は、22日に録画されたブルームバーグテレビのインタビューで、「現在見られている状況に基づくと、(年内は)あと2回の利上げを実施することが適切となると考えている」とし、FRBが約3%の水準とみられている中立金利に向けて金利を引き上げる中、来年も数回の利上げを実施することが適切となるとの考えを示した。

また、ダラス地区連銀のカプラン総裁はCNBCに対し、FRBが今後9カ月から1年の間に3─4回の利上げを実施することが適切と語った。

トランプ大統領は20日のロイターとのインタビューで、FRBのパウエル議長が利上げを継続する方針であることについて「気に入らない」と発言していた。

ジョージ総裁はCNBCのインタビューで「金利上昇に対する懸念の表明は、現政権に限ったことではない」とし、「われわれは金利上昇が経済の調整を引き起こすことを認識している」と述べた。

カプラン総裁もこうした見方に同調。CNBCに対し「われわれの仕事は政治的配慮や政治的影響力に関係なく金融政策を決定し、監視することであり、われわれがそうし続けることに私は自信を持っている」と語った。

ジョージ総裁は、サンフランシスコ地区連銀が12月の連邦公開市場委員会(FOMC)までに総裁を選任しなければ、来年末までFOMCの投票権を持つことになると見込まれている。

タカ派として知られるジョージ総裁は、一貫して他のFRB当局者よりも速いペースでの利上げを主張してきた。ただ、23日に放映された一連のインタビューではややトーンダウンしており、こうしたことはFRB内で利上げの予見可能性が低下する時点に差し掛かっていることを示すシグナルかもしれない。

カプラン総裁も財政刺激策による経済成長が来年失速することへの懸念を示し、「われわれは経済成長について、われわれが潜在(成長力)と呼ぶ水準まで幾分衰えることを見込んでいる」と述べた。

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