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米FRB当局者、3月利上げへ地ならし進める

 米連邦準備理事会(FRB)の当局者が3月の利上げ開始に直接・間接的に言及する発言が13日も相次いだ。写真はワシントンのFRB。2019年3月撮影(2022年 ロイター/Leah Millis)

[13日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の当局者が3月の利上げ開始に直接・間接的に言及する発言が13日も相次いだ。25─26日の連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて発言が規制される「ブラックアウト」期間に入るのを前に、早期のゼロ金利解除への地ならしをさらに進めた。

ブレイナード理事は、上院銀行委員会で開かれた副議長昇格に関する公聴会で証言を行い、FRBは年内に数回の利上げを想定していると説明した上で、3月までとする量的緩和縮小(テーパリング)が終了し「次第」、利上げを開始できる態勢にあると言明した。

3月15─16日のFOMCで利上げする可能性に道筋を整えた格好となった。

シカゴ地区連銀のエバンス総裁は13日、ミルウォーキービジネスジャーナルのイベントで、FRBの政策スタンスは高インフレに「そぐわない状態に明らかに陥っている」と指摘。

当局者による年内3回の0.25%ポイントずつの利上げは「初期予想として妥当」との認識を示し、「指標が早期に改善しない場合は4回になる可能性もある」と述べた。

フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は13日、フィラデルフィア・ビジネス・ジャーナル主催のオンラインイベントで「データに何も変化がなければ、3月に25ベーシスポイント(bp)の利上げが実施されると予想している」と述べた。

サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁はロイターのインタビューで「3月の利上げは極めて妥当に思える」と語った。

ハーカー総裁はFRBのバランスシートについては、2022年終盤か23年序盤に縮小に着手すると予想。CNBCに対しては、金利がゼロを「十分に」上回る水準に達してからバランスシートの縮小を開始すべきで、前回の資産圧縮の局面よりも「鋭角的」に縮小するよう訴えた。

ウォラーFRB理事はブルームバーグ・テレビとのインタビューで、インフレ圧力が和らがない場合は矢継ぎ早に4─5回利上げする必要が生じる可能性があるが、インフレ率が2.5%程度まで下がれば、急速な利上げは必要なくなるとの見方を示した。

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