[14日 ロイター] - 米労働省が14日発表した2月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)で前年比伸び率が前月から減速し2021年9月以来の穏やかな伸びになったことを受け、フェデラル・ファンド(FF)金利先物市場が織り込む、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの利上げが決定される確率が約90%となった。
来週のFOMCで政策金利が据え置かれる可能性は約10%。先週末までは0.50%ポイントの利上げが見込まれていたが、シリコンバレー銀行の破綻などを受け、予想が急激に変化した。
金利先物市場では5月にも0.25%ポイントの利上げが見込まれている一方、早ければ6月にも利下げが開始され、年末の金利水準が現行水準を下回るとの見方も織り込まれている。
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