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米金利先物、据え置き予想が0.25%利上げを上回る 5月FOMC

米商務省が31日発表した2月の個人消費支出(PCE)価格指数の伸びが鈍化したことを受け、米短期金利先物市場で5月の次回連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイント利上げが実施される確率と、金利据え置きが決定される確率が五分五分になった。2008年3月撮影(2023年 ロイター/Jason Reed/File Photo)

[31日 ロイター] - 米商務省が31日発表した2月の個人消費支出(PCE)価格指数の伸びが鈍化したことを受け、米短期金利先物市場では、5月の次回連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きが決定される確率が0.25%ポイント利上げの確率をやや上回った。

CMEフェドウオッチによると、5月2─3日のFOMCでフェデラル・ファンド(FF)金利誘導目標が現行の4.75─5.00%に据え置かれる確率が、5.00─5.25%に0.25%引き上げられる確率を小幅逆転した。

また市場は、FRBが早ければ7月にも利下げを開始する確率を一段と織り込み始めた。FF金利は今年末までに4.25─4.50%の範囲に達するとみられている。

2月のPCE価格指数は前月比0.3%上昇、前年比5.0%上昇となり、1月(前月比0.6%上昇、前年比5.3%上昇)から減速した。

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