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FRB当局者2人が保有株売却の意向、利益相反リスク回避

[9日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁とボストン地区連銀のローゼングレン総裁は9日、利益相反の可能性を回避するため、今月末までに保有する株式を売却すると表明した。

両総裁は声明で、売却益を分散型インデックスファンドや現金貯蓄に投資し、現職に就いている間はこれらの口座で取引を行わない方針を示した。

両総裁を巡っては、資産公開で明らかになった昨年の金融取引がメディアで取り沙汰されていた。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、カプラン氏は個別株やファンド、オルタナティブ(代替)資産を27件保有していると公表。1件当たりの価値は100万ドルを超えている。また、個別株あるいは投資ファンドを対象に100万ドル以上の売買を22件行ったという。アップル、アマゾン、ゼネラル・エレクトリック(GE)の株式売買が含まれていた。

同氏は声明で「ダラス地区連銀総裁任期中に行った金融取引は連邦準備理事会(FRB)の倫理規定に準拠しているが、利益相反との印象でさえ与えないように、自らの個人的な投資慣行を変更することを決めた」と表明した。

ローゼングレン総裁については、ブルームバーグが4つのREIT(不動産投資信託)を保有し、米不動産市場のリスクに批判的な見方を公の場で示しているにもかかわらず、これらのREITや他の保有資産の売買を何回も行ったと報じた。

同氏は声明で個人の投資や取引はFRBの倫理規定に準拠しているとし、「残念ながらこういった許容範囲内の個人的な投資決定について疑問が多少出ているため、FRBの倫理指針に従う姿勢を明確にするために資産売却を決めた」と説明した。

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