March 5, 2020 / 11:49 PM / a month ago

新型ウイルスの状況、3月FOMCの判断材料に=ダラス連銀総裁

 3月5日、米ダラス地区連銀のカプラン総裁は今月17─18日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策判断を検討するにあたり、新型コロナウイルスの米国内での感染状況を注視していく意向を示した。1月9日、テキサス州のダラス連銀で撮影(2020年 ロイター/Ann Saphir)

[シカゴ 5日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は5日、今月17─18日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策判断を検討するにあたり、新型コロナウイルスの米国内での感染状況を注視していく意向を示した。

ブルームバーグテレビのインタビューで述べた。

総裁は、新型ウイルスの新たな感染者数が「少なくとも自身にとり(3月会合で金融政策をさらに緩和すべきかどうかの)主要な判断材料」になるだろうと語った。状況が非常に急速に変化している時には、連邦準備理事会(FRB)が通常の判断材料にする経済指標はあまり有用ではないとの見方も示した。

FRBが今週実施した50ベーシスポイント(bp)の緊急利下げについては支持を表明し、今後数週間に見込まれる金融状況のタイト化を緩和するのが目的で、現在の株式市場の弱さに対応するものではないと指摘した。

今年の米経済に関しては、1四半期か1.5四半期は悪化する可能性があるが、その後は、新型ウイルス流行前の時点で自身が予想していた約2.25%の成長を回復するとの見通しを示した。

カプラン総裁は、新型ウイルスによる経済活動への影響を把握するため、企業との連絡を増やしたことも明らかにした。企業からの報告によると、貿易摩擦の激化による供給網の混乱に備えて昨年導入した戦略が、新型ウイルスによる供給面の影響への対応に役立っている。一方で、企業は現在、需要面の影響に対処しようと取り組んでいるという。

これとは別に、カプラン総裁はこの日出席したシカゴのシンクタンクのイベントで、緊急利下げを支持する理由について、「より早く、より大胆に行動するのが賢明だ。それによって後から必要になる政策手段が少なくて済む可能性が高まる」と語った。

また、FRBが債券購入およびレポオペの縮小計画を継続すべきかどうかについて見直すことになると発言。「現時点で計画の変更について語りはしないが、われわれが状況を注視し評価し続ける必要はあると思う。われわれにはそのための時間がある」と記者団に語った。

*内容を追加しました。

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