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高インフレは一時的、今秋には労働供給増加=ミネアポリス連銀総裁

米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は25日、直近の高インフレが持続せず、今秋には多くの米国人が復職するだろうと述べた(2021年 ロイター/ Ann Saphir)

[25日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は25日、直近の高インフレが持続せず、今秋には多くの米国人が復職するとの見通しを示した。

オンラインイベントで、学校や保育施設の閉鎖、新型コロナウイルス感染への懸念、失業給付の上乗せという労働供給を妨げる3つの主要因が解消されれば、「今秋には労働供給が大幅に増加するはずだ」と指摘。また、概して労働力不足を訴える雇用主に対し懐疑的とし、雇用主の大半は賃金引き上げに対して消極的だと語った。

FRBは、完全雇用と物価安定の2つの目標の達成に向け「さらに著しい進展」が見られることをテーパリング(量的緩和の縮小)着手の目安としているが、完全雇用の具体的な定義は示していない。

カシュカリ総裁は、パンデミックに見舞われていなかった場合と比べ、米国ではなお700万─1000万人の雇用が不足しているとし、完全雇用とは「少なくとも」この不足分の回復を意味すると指摘。物価上昇のうちどの程度が根強く残るかは、労働市場が鍵を握るとし、「1000万人の失業者のうち700万─800万人が労働市場に復帰しなければ、インフレ高進は根強いものになると懸念せざるを得なくなる」と述べた。

ただ、パンデミック前の景気拡大期を引き合いに出し「こうした労働者は市場に戻ってくると確信している」とし、「米国で労働力不足が指摘されるたびに、賃金が上昇し始め、労働者は市場に戻ってきた」と語った。

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