January 9, 2017 / 6:15 PM / 3 years ago

米景気回復ほぼ完了、FRB下支え役に回るべき=アトランタ連銀総裁

[アトランタ 9日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は、金融危機からの米経済の回復はほぼ完了したとし、当局者は生産性の向上など、長期的な問題に取り組む必要があるとの認識を示した。

米経済は完全雇用に近く、インフレも目標の2%の水準に向かっているとしたほか、米国は今後数年、年間2%程度の成長率を維持するもようだと述べた。

総裁は「循環的な景気回復の仕事はほぼ終わった。米連邦準備理事会(FRB)は完全雇用、および物価安定の責務の達成が間近だ」と指摘。FRBは経済安定に向けて主要な役割を果たしてきたが、今後は生産性の向上や投資拡大、潜在成長の足かせになる要因への対処など、長期的な問題に重点を移す時期だとした。

その上で規制や税制に関する一段の改革が必要だが、これらは議会や政権、民間セクターが大きな役割を果たす分野とし、「FRBと金融政策は下支えの役割にシフトすべき」とした。

総裁は次回の利上げ時期に関しては言及しなかったが、利上げペースは「緩やか」との見方を示した。

トランプ次期政権で見込まれる経済政策を背景に、FRB当局者からは利上げペースの加速が必要といった声も上がっているが、ロックハート総裁は、トランプ政権の経済政策に関して判断するのは時期尚早との考えを示した。

ロックハート総裁は来月、退任する。

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