[10日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は10日、高インフレ抑制に向けた連邦準備理事会(FRB)の取り組みによって、経済が混乱にさらされる可能性があるものの、FRBは現在の軌道を維持する必要があると言明した。
また、75ベーシスポイント(bp)の利上げの可能性を永遠に排除することはないという認識を示した。
メスター総裁はブルームバーグTVとのインタビューで、経済の今後の道のりは「スムーズではなく、困難な道のりとなるだろう。しかし、その状況を受け入れ、断固としてインフレ低下を目指す必要がある」と語った。
最近の株式市場の振れについては、「最大雇用と物価安定という長期目標の達成に向けたわれわれの焦点を変えるものではない」と強調した。
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