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米景気見通し「明るい」、回復の道のり長く=クリーブランド連銀総裁

米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は15日、米経済が新型コロナウイルス禍から立ち直るにはまだ長い道のりがある一方、見通しは改善しつつあるという考えを示した。2019年撮影(2021年 ロイター/Marc Jones)

[15日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は15日、米経済が新型コロナウイルス禍から立ち直るにはまだ長い道のりがある一方、見通しは改善しつつあるという考えを示した。

スワースモア大学のオンラインイベントで「政策目標である最大雇用と物価安定の達成には程遠いが、進捗はしており、経済の見通しは明るくなっている」と語った。

また、コロナ危機の影響でマイノリティーが質の高い教育や仕事、信用を得ることが困難になるなど、既存の人種格差が悪化したと指摘。政策当局者はこうした格差を認識しながら、支援に向けて行動することが重要だと述べた。

物価に関しては、サプライチェーン(供給網)混乱の影響やコロナのパンデミック(世界的大流行)初期に見られた物価低迷からの回復を背景に、短期的にインフレ指標が高い水準となる可能性があるが、時間の経過や供給網の問題解消に伴い物価の伸びは鈍化する公算が大きいとの認識を示した。

「インフレ率が過度に高い水準に上昇するとは現時点でさほど懸念してない」と述べた。

メスター氏はイベント後に記者団に対し、ワクチンに耐性がある変異ウイルスの感染者が急増しない限り、米経済は今年下半期に強い成長が期待でき、労働市場の状況は改善を続けるとの見方を表明。

今年の米経済成長率は6%以上、失業率は年末までに4.5%以下になると予想している。

ワクチン接種は景気回復の重要な要素になると指摘したほか、コロナ禍で育児のために仕事を停止していた保護者が復職するには、学校が再開し、保育サービスが利用可能になる必要があると述べた。

*内容を追加しました。

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