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緩やかな米利上げ必要、近い将来の資産縮小開始を支持=クリーブランド連銀総裁
2017年9月7日 / 17:12 / 16日前

緩やかな米利上げ必要、近い将来の資産縮小開始を支持=クリーブランド連銀総裁

[7日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は7日、景気過熱や金融不均衡を防ぐため、米連邦準備理事会(FRB)は緩やかな利上げ軌道を維持する必要があるとの見解を示した。

財政および政治的な不透明性が、企業の景況感を圧迫しているとも語った。

メスター総裁は講演原稿で「経済情勢が予想通り推移すれば、緩やかなフェデラルファンド(FF)金利誘導目標の引き上げを通じた一段の緩和解除が必要となり、それが持続的な成長拡大の一助になると確信している」と語った。

FRBのバランスシート縮小についても、「近い将来」着手する計画を引き続き支持するとした。そのうえで、バランスシート縮小計画を巡ってはしっかりと伝達されており、非常に緩やかなペースとなることから、長期利回りの急上昇を招くことは想定していないと語った。

総裁はまた、企業の良好な景況感に支えられた企業活動や設備投資の動向に満足しているとしつつも、「政治および財政を巡る不透明感がこうした企業の楽観的な見方を一部圧迫し始めている」との情報を得ていることを明らかにした。

自身の経済見通しは堅持し、米経済は長期的に2%を超えるペースで拡大するとしたほか、失業率は4.75%を下回り、インフレ率は来年かそれ以降、FRBの目標である2%に回復すると語った。

賃金の緩慢なペースでの伸びについては、労働市場のスラック(緩み)というより生産性の緩慢な伸びに起因するとの考えも示した。

また、8月に米テキサス州南部を襲ったハリケーン「ハービー」の被害が今四半期の成長率に影響するが、その後数四半期は復興によって成長は押し上げられる公算が大きいと語った。

メスター総裁は2018年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。

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