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物価上振れに留意、必要以上の利上げ望ましい=米クリーブランド連銀総裁

米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は24日、連邦準備理事会(FRB)はインフレの上振れリスクに留意する必要があるとし、インフレを完全に抑制するために政策を誤るとしたら、必要以上に金利を引き上げてしまうことで誤る方が望ましいと述べた。写真は2014年12月、ワシントンで開かれた会議に出席するメスター総裁(2023年 ロイター/Gary Cameron)

[24日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は24日、連邦準備理事会(FRB)はインフレの上振れリスクに留意する必要があるとし、インフレを完全に抑制するために政策を誤るとしたら、必要以上に金利を引き上げてしまうことで誤る方が望ましいと述べた。

メスター氏は、シカゴ大学ブース・ビジネス・スクール向けの講演で「インフレ見通しに対するリスクは上方に傾いており、インフレが高水準にとどまることによるコストは大きいと見ている」とし、「労働市場がなお力強いことを踏まえると、政策のアンダーシュート、もしくは早すぎる政策緩和のコストは、政策のオーバーシュートのコストを上回ると考えている」と述べた。

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