January 9, 2019 / 9:57 PM / 5 months ago

利上げは「我慢強く」判断、世界経済鈍化などで=FOMC議事要旨

 1月9日、米連邦準備理事会(FRB)が公表した昨年12月18─19日の連邦公開市場委員会の議事要旨で、多数のメンバーが次の利上げまで我慢強くいられると表明していたことが判明した。写真はワシントンのFRB本部。昨年8月撮影(2019年 ロイター/Chris Wattie)

[ワシントン 9日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が9日公表した昨年12月18─19日の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、多数のメンバーが次の利上げまで我慢強くいられると表明していたことが判明した。また金利据え置きが好ましいとするメンバーも数人いたという。

FRBは12月の会合で政策金利を0.25%引き上げたほか、2019年の利上げ回数見通しを2回とした。

不安定な金融市場や世界経済の鈍化への懸念がある中で、さらなる利上げを急ぐ必要はないと主張するFRB当局者が増えている。

議事要旨によると、政策当局者らは12月の会合で米経済が底堅いとの見方を示したが、金融市場の乱高下や世界経済鈍化に関する報道についてFRB内で懸念が高まっていることも指摘。「物価圧力が弱い中では特に、次回の利上げまで我慢強くいられるとの見方を多くの参加者が示した」とした。

また「多数の」当局者が、金利を再度変える前に、「ここ数カ月間でより顕著になった」リスクを考慮することが重要だと述べた。

米国株式相場は昨年第4・四半期に大幅安となった後、今も不安定な相場展開が続いている。

FRBはまた、今後のFOMC後の声明から将来の利上げの見通しを外す可能性について話し合った。議事要旨によると「複数の参加者は、今後の会合で、フォワードガイダンスを完全に排除し、経済指標を基準に政策判断を下すことを示す文言を入れることが適切かもしれないとの見方を示した」。

12月の会合後、パウエルFRB議長を含め、忍耐強さを主張する当局者が増えている。9日には何人かの当局者が、今後の利上げに慎重な姿勢を示した。

会合ではまた、保有債券のバッファーを増やす可能性など、FRBの金融政策の枠組み変更についてさまざまな選択肢を協議した。FRBは現在、バランスシートを縮小しており、長期的には「金融政策を効率的かつ効果的に進めるために必要な債券以上は保有しない」計画だ。FRBは今回の会合で、「準備金の需要に対する一定比率に相当する資金が常にあるようにするため、準備金のバッファーを設けることが適切かもしれない」とした。また、バランスシートの規模における長期的な目標に近づく中で、縮小ペースを落としても良いかもしれないとの意見が上がった。

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