February 20, 2019 / 10:04 PM / 3 months ago

米FRB、資産縮小の終了示唆 金利はなお議論=議事要旨

[20日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が20日に公表した1月29―30日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、FRBはバランスシート縮小の終了に関する計画を近く発表する方針だ。金利に関する「忍耐強い」姿勢を継続する期間については、なお議論が行われていることが明らかになった。

 2月20日、米連邦準備理事会が公表した1月29―30日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、「忍耐強い」政策を続ける期間について新たな手掛かりはなかった。写真はワシントンのFRB本部。昨年8月撮影(2019年 ロイター/Chris Wattie)

議事要旨では、当局者が今のところ、世界経済減速などのリスクを見極める間に金利を据え置いてもリスクにはならないと考えていることが示された。

要旨では「フェデラル・ファンド(FF)金利の目標レンジを巡り、多くの参加者はどのような調整が年内に適切となり得るかまだ明確でないとの見方を示唆した」と指摘。

「何名かの」参加者は、インフレ率が予想外に上昇した場合のみ、利上げが必要となってくるとの見方を示したが、「他の何名かは、経済が予想通りの展開を示した場合、金利を年内に上げることが適切との見方を示した」という。

こうした意見の相違は、FRBの利上げがまだ打ち止めになっておらず、長期の一時休止に過ぎないことを示唆している。

FRBは1月、次の金利調整まで忍耐強く待つと表明した。中国や欧州の景気減速や米減税政策の効果が薄れていることなど、米経済が複数の逆風にさらされている中で、FRBはハト派的な姿勢を示した。

1月の会合以降、複数のFRB当局者が経済は良好だと主張しているが、それでも不安は解消されていない。景気低迷に対応するために、FRBが来年初めまでに緩和政策を進めるとみる金利先物トレーダーも増加している。

ジェフリーズのエコノミスト、ワード・マッカーシー氏は議事要旨について、「明らかにあいまいな」トーンだったと指摘した。

一方、バランスシートの縮小を巡っては、当局者は過去の資産規模を上回る水準にとどめることで意見がまとまりつつあるもようだ。

議事要旨は「ほぼ全員の参加者が、資産縮小を年内に停止する計画を近く発表することが望ましいとの考えを示した」としている。

会合では、「今年後半のある時点」でバランスシート縮小を「大幅に減速させる」選択肢をリサーチスタッフが提示したという。

FRBのバランスシートは2007─09年の景気後退期以降に膨れ上がっていたが、17年終わりから縮小し始めた。現在の縮小幅は月500億ドルとしている。

ブラックロックのボブ・ミラー氏は投資家向けのメモで、FRBが5月会合の議事要旨までにバランスシートを巡る計画を明らかにするだろうとの見方を示した。6月までに決断を下し、7月か遅くとも10月までに資産縮小を終えるとし、金融・株式市場の安定につながるだろうと指摘。「FRBは3会合連続でバランスシートについて細かく協議した。これは、資産縮小計画の今後を巡る問題に対処する一定の緊急性があることを示唆している」と述べた。

*内容と見出しを更新しました。

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