[ワシントン 22日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が22日公表した1月31─2月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、「ほぼ全ての参加者」が、政策金利の引き上げ幅を0.25%ポイントに縮小することが適切との点に同意したことが分かった。将来の利上げの程度を「より適切に決定できる」と判断したという。
一方で「インフレの上振れリスクが依然として政策見通しを形成する上で重要な要因であると指摘」し、「インフレ率が明確に2%に回帰する道筋がつくまで」金利を引き上げ、高水準に維持する必要があるとした。
このFOMCで0.5%ポイント利上げを明確に支持、または「支持してもよい」と表明した参加者は「数人」にとどまった。
FRBは1月31─2月1日のFOMCで、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ4.50─4.75%とした。インフレへの対応を進める中、「継続的な」利上げが適切と改めて表明した。
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