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米上院銀行委、パウエル議長らFRB首脳人事巡り15日採決へ

米上院銀行委員会が今月15日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長再任指名と他4人のFRB人事を巡り採決を実施すると、パンチボウル・ニュースが報じた。 2021年6月撮影(2022年 ロイター/Graeme Jennings)

[ワシントン 1日 ロイター] - 米上院銀行委員会は今月15日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長再任指名と他4人のFRB首脳人事を巡り採決を実施する見込み。シェロッド・ブラウン委員長の事務所が1日に公表した暫定日程で明らかになった。

パウエル議長再任とブレイナード理事の副議長昇格に関しては、同委が1月に開いた公聴会を踏まえ、民主、共和両党から一定の支持が得られる見通しだ。

バイデン大統領が金融監督担当副議長に指名したサラ・ブルーム・ラスキン氏と2人の理事候補の公聴会は3日に予定されている。ラスキン氏について共和党から懸念の声が上がるなど、3人の指名承認には不透明要因もある。

バイデン氏は物価高騰を背景に支持率が低迷しており、インフレ抑制の鍵となるFRBの人事で議会承認を得られなければ痛手となる。

ラスキン氏については、共和党のトランプ前大統領が指名した前任のクオールズ氏よりも金融規制強化に前向きとみられるほか、共和はラスキン氏が石油・ガス業界に敵意があるとして就任に反対している。民主は気候変動による金融安定へのリスクについて懸念を抱くのは妥当だと評価している。

全米商工会議所は、ラスキン氏が連邦規制当局に化石燃料産業からの資金移行を求めていることを問題視しているが、他の業界幹部らは支持を示している。

党派的な対立は理事に指名されたリサ・クック、フィリップ・ジェファーソン両氏にも広がっている。

ブラウン委員長の事務所は31日に送付した電子メールで、全米自動車労組(UAW)のレイ・カリー会長が2人の理事候補について「新たな風を吹き込む」とコメントしたと紹介した。クック、ジェファーソン両氏は黒人で、クック氏が就任すれば史上初の非白人女性の理事となり、ジェファーソン氏は4人目の黒人男性の理事となる。

一方、上院銀行委の共和党トップ、パット・トゥーミー議員の事務所は先週末に送った電子メールで、保守派コラムニストのジョージ・ウィル氏がクック、ラスキン両氏を「政治活動家」と呼んだ意見記事を紹介した。

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