[ニューヨーク 27日 ロイター] - アトランタ地区連銀のボスティック総裁は27日、米アップル(AAPL.O)が提供する「アップルペイ」などのモバイル決済サービスは、場合によって返済問題に至る可能性があり、フィンテック企業は概してリスクに一段と敏感になる必要があるとの見方を示した。
総裁は、クレジットカードが不正利用され、顧客に払い戻された場合とは異なり、「アップルペイに問題があるとすれば、どうなるのかが取り決めで明らかにされていないことだ」と指摘。「こうしたイノベーションで、顧客がどのようなリスクにさらされているのかを理解していない」と述べた。
米連邦準備理事会(FRB)はスピードや安全性、持続性に関する米決済システムの見直しを先導している。