[26日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクオールズ副議長(金融規制担当)は26日、米規制当局が暗号資産(仮想通貨)を監督する際に対処すべき問題点として、キャピタルチャージの扱いなどを挙げた。
クオールズ氏は前日、FRB、通貨監督庁(OCC)、連邦預金保険公社(FDIC)が暗号資産の監督に向けた共通枠組みの構築を急いでいると明らかにしていた。
同氏は26日、米シンクタンクのブルッキングス研究所のイベントで、規制上の課題として、金融機関が保有している暗号資産のキャピタルチャージの扱いや、安全な運営を巡る監督指針のあり方を挙げた。
同氏はまた、仮想通貨はいわゆるステーブルコイン(法定通貨を裏付け資産とする仮想通貨)の導入もあって、利用が格段に広がる可能性があると語った。
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