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FRB副議長、銀行のLIBOR代替指標移行を「非常に重視」

米連邦準備理事会(FRB)のクオールズ副議長(金融規制担当、写真)は22日、年内の廃止が予定されているロンドン銀行間取引金利(LIBOR)について、2022年も利用を継続する銀行は「安全性と健全性」に疑問符が付くことになると警告し、新指標への移行を加速するよう促した。写真は2018年10月8日にニューヨークで撮影。(2021年 ロイター/Brendan McDermid)

[ワシントン 22日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクオールズ副議長(金融規制担当)は22日、年内の廃止が予定されているロンドン銀行間取引金利(LIBOR)について、2022年も利用を継続する銀行は「安全性と健全性」に疑問符が付くことになると警告し、新指標への移行を加速するよう促した。

準備原稿で、FRBの銀行監督部門が各行による年内の移行手続きの実施を「非常に重視」しており、進展が遅い銀行は処分を受ける可能性があると指摘。LIBORの新規利用は年末までに「完全に終える」必要があると続けた。

2022年以降の「新規契約でのLIBORの利用継続は安全性と健全性のリスクを生じさせるとわれれは考えており、それに応じて銀行の慣行を精査することになる」とした。

LIBORは不正操作問題をきっかけに廃止が決まった。ただ、クオールズ氏によると、利用はここ数年で増えており、既存契約での利用は18年の200兆ドルから21年時点で223兆ドルに増えた。「今年はこの傾向を変える必要があるのは明白だ」と訴えた。

LIBORを算出するICEベンチマーク・アドミニストレーション(IBA)は昨年11月、利用が最も多い取引期間のLIBORの算出を2023年6月末まで続けると表明した。

クオールズ氏はこれについて、廃止前にLIBORに基づく既存契約の大半が終了することを図るための措置で、LIBORを使う商品の追加提供を可能にする意図はないと強調した。

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