March 25, 2018 / 10:23 PM / 8 months ago

FRB、金融危機に備え政策枠組みの調整検討を=米ボストン連銀総裁

 3月23日、米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁(写真)は、米連邦準備理事会(FRB)の政策担当者は、米経済が将来大きな打撃を受けた場合に利用可能な対応手段を強化するため、金融政策の枠組みの調整を検討すべきとの考えを示した。2013年4月撮影(2018年 ロイター/Keith Bedford/File Photo)

[ワシントン 23日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は23日、米連邦準備理事会(FRB)の政策担当者は、米経済が将来大きな打撃を受けた場合に利用可能な対応手段を強化するため、金融政策の枠組みの調整を検討すべきとの考えを示した。

総裁はワシントンで講演し、「大規模な金融ショックが発生したときに、一段と効果が高い緩衝材を提供できる手段を政策担当者が注意深く評価すべきときがきた」と述べた。

その上で、好況時に銀行に資本の積み増しを求めるなど、金融の安定を図る政策手段により多くの検討を施す必要があると指摘した。

「資産価格が高いため、私見では、ゼロ以外のカウンターシクリカル資本バッファーが正当化される。ショックが起きた場合に金融政策と財政政策がこれまでのように強力に対応できない可能性があることを考えると、米国にはそれがなおさら当てはまる」と述べた。

総裁は経済見通しには言及しなかったが、労働市場の需給の逼迫が賃金とインフレの小幅な上昇に波及し始めており、資産価格の一段と急速な上昇につながっていると指摘した。

また、経済が好調な今こそ、将来のショックに備えるべきだとし、中立金利が低下しているため、将来の危機時にFRBが引き下げられる金利の余地も少なくなるとの見方を示した。

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