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中銀デジタル通貨のトレードオフの理解重要=ボストン連銀総裁

[12日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は12日、中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する必要な技術を検証しているが、発行に踏み切るにはさらなる調査が求められると述べた。

ハーバード・ロースクール主催のオンラインイベントで、「探究的な作業であり、このような通貨の発行を巡る判断は技術的な実現可能性や導入以上のさまざまな要因に依存することを強調しておきたい」と語った。

またCBDCは金融包摂を向上させ、国境を超えた金融取引のコストを削減し、金融政策の実施に柔軟性を与える可能性があると指摘。一方で、FRB当局者は金融安定性に対する脅威の可能性を含めCDBCの使用に伴う政策的含意やトレードオフを十分検討する必要があるとした。

ボストン連銀はマサチューセッツ工科大学(MIT)のデジタル通貨イニシアティブ(DCI)と共同でデジタル通貨発行に向けた技術の研究を実施しており、第3・四半期初めには報告書とオープンソースコードの公表を予定している。

ローゼングレン総裁は「CBDCがどのような問題を解決するために設計されているのか、また他の技術の方が問題をより手軽に、あるいは効率的に解決できるのかを理解することが重要だ」とした。

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