April 4, 2016 / 2:56 PM / 4 years ago

米利上げ、市場予想より早く再開の公算=ボストン連銀総裁

4月4日、米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は、海外を起因とする米経済へのリスクが後退しているとし、米FRBは現在市場が見込んでいるよりも早い時期に追加利上げを行う公算が大きいとの見方を示した。写真は2013年4月、ニューヨークで講演するローゼングレン総裁。(2016年 ロイター(2016年 ロイター/Keith Bedford)

[ボストン 4日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は、海外を起因とする米経済へのリスクが後退しているとし、米連邦準備理事会(FRB)は現在市場が見込んでいるよりも早い時期に追加利上げを行う公算が大きいとの見方を示した。

同総裁はFRB内ではハト派とされるが、先行きに関し自信を示し、6月にも利上げが実施される可能性があると示唆しているタカ派的なFRB当局者と歩調を合わせる格好となった。

ローゼングレン総裁は先物相場が年内1回の利上げ、または全く利上げを見込んでいない状況は「驚き」とし、市場の見方は「悲観的過ぎる」可能性があると述べた。

そのうえで「海外の問題が米景気の腰を折るリスクは後退しているもようで、市場のボラティリティーも低下した」と指摘。米経済は海外からの衝撃を上手く乗り越えているとし、回復が継続する限り「先物相場が織り込んでいるよりも早い時期に緩やかな引き締め軌道を再開することが適切な公算が大きい」とした。

総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。

スタンダード・チャータードのエコノミスト、トーマス・コスターグ氏は「地区連銀総裁の(金融政策をめぐる見解の)重心がタカ派的な方向に動きつつあることが示された」と指摘。

「金利をこうした低水準に維持することに対する居心地の悪さが高まっている一方、世界経済から受ける向かい風に対する不安感は後退している」とし、「イエレンFRB議長がどこまでハト派的な見解を保つことができるのか、興味深く見守っている」と述べた。

*内容を追加しました。

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