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米FRB、金融安定リスク注視すべき=ボストン連銀総裁

 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は6月23日、連邦準備理事会(FRB)当局者は金融安定リスクを注視する必要があり、特に住宅価格の上昇を監視すべきとの見方を示した。2013年4月、ニューヨークで撮影(2021年 ロイター/Keith Bedford)

[23日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は23日、連邦準備理事会(FRB)当局者は金融安定リスクを注視する必要があり、特に住宅価格の上昇を監視すべきとの見方を示した。

総裁は講演で「長期にわたる非常に低い金利は、人々のリスクテークを促す」と述べた。

また、一部の地域で見られる住宅価格の急騰は、前回の住宅危機の際に見られた価格上昇に類似していると指摘。ただ、同じパターンが今回も繰り返されるとは限らないとも述べた。

総裁は、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻だった際にFRBからの支援を必要とした米国債やモーゲージ担保証券(MBS)、マネーマーケットファンド(MMF)など一部の市場について、ショックに対する耐性を高める必要があると主張。

「前回の危機後に行われたMMF改革が、逆に状況を悪化させた。現在のところ解決策はない」とし、特に従来型のMMFよりリスクの高い証券で運用するプライムMMFは「対処が必要だ」と指摘した。

また、米ドルなど「より伝統的」な通貨に連動する暗号資産(仮想通貨)の一種であるステーブルコインに関して、ステーブル(安定した)というのは「誤った名称」と断じ、規制当局は注意深く監視する必要があると語った。

ボストン地区連銀は現在、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の開発に活用できる可能性のある技術について調査中。結果は7月上旬に公表される可能性がある。

総裁は調査について、短時間で大量の取引を処理できる有望な技術があることが、示されるかもしれないとした。一方、デジテル通貨が政策上、何を達成すべきなのかは、まだ答えが出ていないとも述べた。

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