[ワシントン 9日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は9日、連邦準備理事会(FRB)が利下げを余儀なくされる可能性を排除できない一方、今年2回の利上げが必要となる可能性はなお存在するとの認識を示した。
ローゼングレン総裁はブルームバーグTVに対し「金融市場が一段と悪い結果を懸念する一方、一段と良好な結果を想定した見通しも示されている」と語った。
「実際により良好な結果となれば、FRBが年内2回の利上げを実施することは恐らく適切となる」とした。その上で「私は想定していないが、市場の見方が正しければ、FRBは緩和に動く必要が出てくるだろう」と述べた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」