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UPDATE 1-米景気回復、財政支援の期待後退なら悪影響=ボストン連銀総裁

(内容を追加しました)

[8日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は8日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による景気後退からの回復が、家計や企業に対する政府支援が実現しないという見通しに圧迫されると述べた。

マーケット大学主催のオンラインイベントの質疑応答で、先月の連邦公開市場委員会(FOMC)で自身が示した見通しについて「来年の初めまでは刺激策はないと考えた。その結果、私の予想は他の多くの当局者よりはるかに弱くなった」と語った。

シカゴ連銀のエバンス総裁とフィラデルフィア連銀のハーカー総裁の少なくとも2人は先月の見通しについて、連邦政府による1兆ドル規模の追加支出を前提にしていると述べていた。

また、コロナ流行前の数年間で商業用不動産セクターなどを中心に企業のレバレッジが広範囲にわたって上昇していたことが、コロナ危機後の経済回復を阻害する可能性があると分析。

「致命的なパンデミックが経済に大きな影響を与えたことは明らかだ。しかし、残念ながら、現在のリセッション(景気後退)前の低金利環境下でリスクが緩やかに積み上げられていたことが、パンデミック後の経済回復をより難しくする」と指摘し、商業用不動産での利回り追求の動きや企業レバレッジの上昇などが景気後退を深刻化させると語った。

FRBの政策当局者の間では、今年の国内総生産(GDP)見通しの中央値が6月時点のマイナス6.5%からマイナス3.7%に改善している。

ローゼングレン氏が短期見通しについてはるかに弱いと発言したことは、同氏の予想が中央値を外れることを示唆し、マイナス5.5─マイナス4%の予想となるが、これは17人の中では最も低い水準。

同氏は、「財政政策は今の時代に適したツールだ」と述べ、「まだ実施されていないのは悲劇だ」と強調した。

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