[ワシントン 4日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が4日公表した調査結果によると、短期金利が長期金利を上回った場合、借り入れ状況が引き締まる可能性があると答えた金融市場関係者が半数をやや上回った。
FRBは8月21─31日、23機関の上席与信担当者に、長短金利が年内に緩やかに逆転した場合、どう反応するかを聞いた。
引き締まる理由について一部の回答者は、長短金利逆転が市場流動性の「悪化」や、取引相手の財務力低下と関連付けられるためとした。
また回答者の3割前後が、6─8月の3カ月間に株式向け資金需要が縮小したとの見方を示したという。