Reuters logo
低成長・低金利環境が継続の公算大=サンフランシスコ連銀総裁
October 5, 2017 / 2:30 PM / in 2 months

低成長・低金利環境が継続の公算大=サンフランシスコ連銀総裁

[セントルイス 5日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は5日、米国の長期トレンド成長率が最低1.5%にとどまり、低金利環境が継続する可能性があるとの見解を示した。

さらに、資産バブルやインフレ高進といった「不均衡」リスクを回避するため、税制改革など一連の政策は短期的な支出や需要のみに焦点を当てるのではなく、米経済の潜在能力押し上げに向け慎重に策定する必要があると語った。

ウィリアムズ総裁は講演後記者団に対し「現在の成長拡大が持続可能なペースで可能な限り長期間継続するよう注力している」と語った。

地方銀行や銀行監督機関などが出席した会合での講演では、これまで銀行の収益を支えてきた高金利環境が再び訪れる公算は小さいとし、「緩やかな経済成長という新世界で、銀行は金利低下に備える必要がある」と述べた。

また、低水準の失業率に加え、インフレ鈍化が一時的であるとの見方を踏まえ、米連邦準備理事会(FRB)は短期金利の引き上げを継続する必要があると強調。そのうえで、年内あと1回の利上げ実施に際し、一連の経済指標で継続的な景気の力強さが示されている限り、一段のインフレ率の上昇を確認する必要はないと語った。

FRBが長期債の保有を減らすことに伴って長期金利も上昇するとの見通しを示した。

ただ、人口動態の変化や低調な生産性、人口の高齢化などが先進国全体のトレンド成長率を押し下げる公算が大きく、長期的な米トレンド成長率は1.5%となることを見込んだ。

低成長を背景に中立金利が歴史的な標準から約2%ポイント低い2.5%前後に下がったとも推計。中立金利と10年国債利回りとの差が1%程度にとどまる可能性が高いことを指摘し、「銀行をはじめ誰もがこうした状況に対応する用意を整えるべき」と語った。

*内容を追加しました。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below