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米金利、3.5%超える必要 来年利下げの公算小=NY連銀総裁

米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、インフレに下押し圧力をかけ、制約された供給を需要と一致させるために、FRBは政策金利を3.5%を幾分上回る水準に引き上げる必要がある公算が大きいと述べた。2019年11月、ニューヨークで撮影(2022年 ロイター/Carlo Allegri)

[30日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は30日、高インフレに対処するため、米連邦準備理事会(FRB)は政策金利を3.5%を幾分上回る水準に引き上げる必要がある公算が大きく、2023年に利下げが実施される可能性は低いという認識を示した。

ウィリアムズ総裁は米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのウェブキャストのインタビューで、「私見では、インフレを押し下げ、需要と供給を一致させるという政策スタンスを維持する必要がある。時間を要するため、来年を通じ継続するだろう」と語った。さらに「インフレデータや経済動向から判断すると、金利の下方調整に至るまでには時間がかかる」という見通しを示した。

次回9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で決定する利上げ幅については、今後発表される雇用統計や消費者物価指数(CPI)などのデータ次第とした。

その上で、インフレは来年に2.5─3%に達する可能性が高く、フェデラルファンド(FF)金利が3─3.5%のレンジでは景気にブレーキをかけることも、刺激を与えることもない可能性を示唆していると指摘。「実質金利を中立に近づけるだけでなく、需要と供給を一致させるために、(3.5%を)幾分上回る水準に引き上げる必要があるというのが私の基本的な見解だ」と語った。

インフレ率がFRBの目標である2%に回帰するまでに数年かかる可能性があるため「制限的な政策が当面必要となる」とし、「インフレを低下させるために政策を適切な位置に持っていき、それを維持することが重要だ」という考えを強調した。

パウエルFRB議長は26日、米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれた経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で行った講演で、成長鈍化などの「痛み」を伴ったとしても、インフレが抑制されるまで「当面」金融引き締めが必要という見解を示した。

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