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米経済、完全回復「はるかに遠い」 不確実性高い=NY連銀総裁

米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は7日、米経済は完全回復から「はるかに遠く」、見通しを巡る不確実性は高いと述べた。ニューヨークで昨年11月撮影(2020年 ロイター/CARLO ALLEGRI)

[7日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は7日、米経済は完全回復から「はるかに遠く」、見通しを巡る不確実性は高いと述べた。

フーバー研究所のオンラインイベントでの講演で「景気回復が始まり、失業が減少し始めたのは朗報だ」としながらも、「こうした改善にもかかわらず、誰もが望む状態からは程遠いところにある」と語った。

その上で、新型コロナウイルス感染拡大で経済の軌道を巡る不確実性は高まっていると指摘。ただ、FRBが8月に示した新戦略の「透明性と柔軟性」で迅速な対応が可能になったとの見解を示した。[nL4N2FT3YI]

また、インフレ率が「緩やかに」2%を超えるまで実質ゼロ金利を維持するとの米連邦準備理事会(FRB)の表明に対し、基準が曖昧などと非難が出ていることについて、「緩やかに」という表現は非常に高水準の、または持続的に高いインフレ率を容認するという期待を抑制する「ガードレール」の役割を担っていると指摘。インフレ率が2%目標をやや下回っている場合には平均して2%目標を達成しようとするのは当然だとし、「これは現在の経済状況に応じた目標だ」と述べた。

新戦略のガイダンスがバランスシートではなく、金利に焦点を当てている理由に関する質問には、FRBは「すでにかなり高水準の資産」を買い入れているとした上で、「このツールを使用しないというわけではない」と語った。

FRBは緩和的な金融状況の維持と景気支援に向け、「少なくとも」月1200億ドルのペースで国債と住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れを継続すると表明している。

*内容を追加しました。

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