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景気過熱の心配なし、資産バブル「見当たらず」=NY連銀総裁

2月19日、 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は政府の過剰歳出によって経済が過熱することを心配していないとした上で、雇用や物価は連邦準備理事会(FRB)に支援の縮小を促す水準をはるかに下回っているという考えを示した。写真は2019年3月、ニューヨークで講演するウィリアムズ総裁(2021年 ロイター/Lucas Jackson)

[19日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は19日、政府の過剰歳出によって経済が過熱することを心配していないとした上で、雇用や物価は連邦準備理事会(FRB)に支援の縮小を促す水準をはるかに下回っているという考えを示した。

CNBCテレビに対し「最大雇用や2%の物価目標への道のりは程遠い」と表明。「冬場の新型コロナウイルス感染の波で経済は非常に低迷しており、今は様子見の状態。データとともに経済の動向を見守りつつ、二大目標の達成に注力しながら目標に沿った決定を行う」と述べた。

一部の専門家は、市場のフロス(細かなバブル)やリスクテークの存続を容認すれば金融システムが危険にさらされると警告しているが、ウィリアムズ氏は、非常に好調な資産価格の背景に「米経済や世界経済が今後力強く回復し拡大するとの投資家の楽観的な見方があり、将来にわたって低金利が続くとの期待も織り込まれている」と分析。資産価格が「暴走」していることを示す「証拠は見当たらない」とした。

FRBがこの日公表した半期に一度の金融政策報告書では、値上がりする商業用不動産価格が「急落」する可能性や、新興国市場の脆弱性が米国の金融システムや経済に波及する可能性など、金融システムの下方リスクが指摘された。

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