[ニューヨーク 4日 ロイター] - ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は4日、向こう1年程度の段階的な追加利上げが引き続き理にかなっているとの認識を示した。
長短金利の逆転が、景気減速・後退の危険信号と解釈できるかとの質問に答えた。
総裁は「特に財政面などの追い風が吹く中、景気は勢いを伴って非常に強い」と指摘。記者団に、政策調整時期は今後討議し、決めていくとの考えを示した。
景気が想定以上に早く減速する兆候が出ないか注視するが、基本シナリオはなお極めて前向きとした。
賃金が一段と伸びれば、国内インフレ率を2%目標をやや上回る水準に押し上げるとも予測した。
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