[22日 ロイター] - アーク・インベストを率いる著名投資家キャシー・ウッド氏は22日、米国株は過大評価されていないとの見方を示した。
モーニングスター主催の会合で「(米国株は)バブルにはない。それは確信している」と述べた。
電気自動車(EV)メーカーのテスラや人工知能(AI)など新興技術を活用した企業について、市場は機会の大きさや今後の成長の持続性・速さを理解し始めていると指摘した。
テスラはウッド氏の旗艦ファンド「アーク・イノベーションETF(上場投資信託)」で保有比率が最大。
大規模な財政出動や金融緩和を受け、S&P総合500種は2020年3月の安値から100%近く上昇した。リフィニティブのデータによると、予想株価収益率は約21倍と、過去10年の平均(16.5倍)を上回っている。
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