[ニューヨーク 15日 ロイター] - マイケル・ルイス氏のベストセラー「世紀の空売り」で知られる米サイオン・アセット・マネジメントの著名ファンドマネジャー、マイケル・バーリ氏が、第2・四半期に約10の強気ポジションを解消し、刑務所事業を手掛けるジオ・グループの株式を新たに取得したことが、15日に開示された届け出資料で分かった。
リフィニティブのデータによると、ジオ・グループ株はこの日、一時12%高となり、昨年6月以来の上昇率を記録。その後、10.6%高で引けた。同社株は年初から1.6%下落している。
バーリ氏は14日、第3・四半期に18%上昇しているナスダック総合指数が反転する可能性があるとツイッターで示唆した。
バーリ氏が売却した株式には、四半期末時点で1290万ドル相当だったフェイスブック親会社のメタ・プラットフォームズ、1970万ドル相当の医療保険大手シグナ、2310万ドル相当の製薬ブリストル・マイヤーズ・スクイブなどが含まれる。
15日のナスダックは0.43%高。年初来では16.3%下落している。
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