[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米著名投資家ジョージ・ソロス氏が、昨年10─12月期に新興電気自動車(EV)メーカー、リビアン・オートモーティブの株式約2000万近くを取得したことが分かった。届け出た報告書で11日、明らかになった。
取得額は約20億ドル規模。同社は米アマゾン・ドット・コムが株式20%を保有しており、電動トラック10万台余りの提供を受ける予定。
リビアンはサプライチェーン(供給網)の制約で昨年12月、2021年の生産目標1200台に数百台届かない見込みだと発表。業界トップのテスラ追撃に向けた生産拡大には困難が予想される。
11日の米株市場で同社株は9%超安。年初来では43%下げており、昨年11月16日に付けた最高値(179.46ドル)からは67%下落している。
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