April 8, 2019 / 7:55 PM / 14 days ago

トランプ米大統領が国土安全保障省の人事刷新指示、警護隊長官退任へ

[ワシントン 8日 ロイター] - 米ホワイトハウスは8日、大統領警護隊(シークレットサービス)のアレス長官が来月退任すると発表した。アレス長官は同日、トランプ大統領が警護隊を管轄する国土安全保障省の幹部刷新を指示したことを明らかにした。

 4月8日、米ホワイトハウスは、大統領警護隊(シークレットサービス)のアレス長官(写真)が来月退任すると発表した。ワシントンで3月に撮影(2019年 ロイター/ERIN SCOTT)

前日にはニールセン国土安全保障長官が辞任したばかり。同氏を巡ってはメキシコ国境の状況に不満を強めたトランプ氏が解任したともみられている。

アレス長官は警護隊の職員に対するメッセージで「私の『解任』について報道があったことは知ってるだろう。それは事実ではないので安心して欲しい。実際は、数週間前に国土安全保障省全体で幹部刷新があるとの話が政権側からあった」と語った。

トランプ大統領やホワイトハウスは同省の人事刷新について説明していない。ただ、大統領は中米からの移民が急増している状況に不満をあらわにしている。同省は移民対策と国境警備を担っている。

ホワイトハウスのサンダース報道官は、アレス長官の後任には警護隊幹部のジェームズ・マレー氏が5月に就任すると述べた。

CNNは先に、トランプ氏がマルバニー首席補佐官に対し、アレス長官の解任を指示したと報じていた。

上院国土安全保障委員会のジョンソン委員長(共和党)は、「米国にとって最も重要な問題のいくつかへの対応が任されている省で、幹部の不在が広がっていることを懸念している」とする声明を発表した。

上院司法委員会の民主党トップ、ファインスタイン委員は、国土安全保障省の少なくとも10の幹部ポストは代行が務めていると指摘し、「同省幹部の粛清は前代未聞で、米国の国家安全保障に対する脅威だ」と強調した。

大統領警護隊を巡っては最近、トランプ大統領の別荘があるフロリダ州の会員制リゾート施設「マール・ア・ラーゴ」に不審な中国人の女がセキュリティーチェックを通過して侵入したことから、警備体制を問題視する見方が強まっていた。

アレス長官は2年前から同職を務めている。

CNNは、米国市民権・移民業務局(USCIS)のL・フランシス・シスナ局長と国土安全保障省の法律顧問、ジョン・ミトニック氏も近く退任する見通しだと伝えた。

CNNはまた、トランプ大統領が最近、強硬な保守派のスティーブン・ミラー大統領補佐官に国境警備に関する政策を主導する権限を与えたと報じた。

*内容を追加しました。

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