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来週の香港金融サミット、米民主議員が米銀首脳に欠席要請

 10月27日、米与党・民主党の議員2人が、米大手銀首脳に対し、香港で来週開催の「国際金融サミット」への出席をやめるよう求めた。写真は香港で2021年7月撮影(2022年 ロイター/Tyrone Siu)

[ワシントン 27日 ロイター] - 米与党・民主党の議員2人が27日、米大手銀首脳に対し、香港で来週開催の「国際金融サミット」への出席をやめるよう求めた。中国政府の人権侵害に加担することになる訴えた。

同会合にはゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)やモルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマンCEO、ブラックロックのロブ・カピト社長らが出席する予定。

香港当局は新型コロナウイルス規制緩和後の経済再開をアピールしたい考えだが、香港国家安全維持法(国安法)を使って反対意見が抑え込まれたことに地元の活動家は反発している。

米民主党のジェフ・マークレー上院議員とジム・マクガバン下院議員は声明で、大手銀首脳が出席すれば「香港の自治権、報道の自由、法の支配の排除を急ぐ香港当局・中国共産党の動きを正当化するだけだ」と強調。

米国の制裁対象に指定され、ロシア資産に対する米制裁への協力を拒否している香港の李家超行政長官の政治姿勢を擁護することになるとも述べた。

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