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米国の短期住宅転売、金融危機前の過去最高を更新=調査
2016年3月3日 / 07:27 / 2年前

米国の短期住宅転売、金融危機前の過去最高を更新=調査

[ニューヨーク 3日 ロイター] - 一部で過熱している米国不動産市場で、短期の住宅転売により利ざやを稼ぐ動きが加速しており、住宅バブルの懸念が広がっていることが調査により分かった。

 3月2日、一部で過熱している米国不動産市場で、短期の住宅転売により利ざやを稼ぐ動きが加速しており、住宅バブルの懸念が広がっていることが調査により分かった。写真は昨年12月米メリーランド州で撮影(2016年 ロイター/Gary Cameron)

不動産調査会社リアルティトラックによると、昨年12の主要都市部でみられた短期住宅転売は、これまでの最高だった2005年の水準を上回ったという。住宅ローン市場は05年のわずか2年後に崩壊し、金融危機を引き起こした。

短期転売による利益(リフォーム代や売買手数料除く)は1件当たり平均で5万5000ドルと、10年ぶりの高水準だった。ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市部では10万ドルにも上ったという。

小口投資家による取引が増え始めており、短期転売を行った投資家の人数は07年以来の多さだった一方、投資家1人当たりの転売件数は減少した。

ウィンダミア不動産のチーフエコノミスト、マシュー・ガードナー氏は調査報告書で「短期転売件数が増えるのは通常、住宅市場に問題が発生している時だ」と指摘。「転売は人為的に、住宅価格を購入者の手の届かない水準に上昇させ、バブルのリスクを拡大させる」と述べた。

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