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入国制限の米大統領令、連邦高裁で審理
2017年5月9日 / 03:02 / 7ヶ月後

入国制限の米大統領令、連邦高裁で審理

[リッチモンド(米バージニア州) 8日 ロイター] - イスラム圏6カ国からの入国を制限する米大統領令を一時差し止めたメリーランド州連邦地裁の3月の判断を巡り米政府が上訴していた問題で、リッチモンド連邦高等裁判所は8日に審理を開いた。

 5月8日、イスラム圏6カ国からの入国を制限する米大統領令を一時差し止めたメリーランド州連邦地裁の3月の判断を巡り米政府が上訴していた問題で、リッチモンド連邦高等裁判所は8日に審理を開いた。写真はワシントン・ダレス国際空港で2月撮影(2017年 ロイター/Jonathan Ernst)

司法省の担当者には厳しい質問が飛び、大統領令が宗教上の偏見ではなく安全保障を目的としているとの政権側の主張に対して複数の判事が懐疑的な見方を示した。

判事13人の合議で行う今回の審理では、民主党大統領に任命された判事9人中6人が差し止めの撤回に懸念を示す一方、共和党政権で任命された判事3人は国家安全保障に関する大統領の決定に後から口を挟むことを疑問視する立場を示した。

判事の質問を踏まえると、イスラム教徒の入国阻止を訴えたトランプ大統領の過去の発言を考慮すべきかどうかを巡る判断が判決を左右する可能性がある。

ジェフリー・ウォール訴訟長官代行は審理で「大統領令はイスラム教徒禁止措置ではない」と主張した。

判決の日程は不明だが、連邦高裁の判決にかかわらず、最終的な判断は最高裁に持ち込まれる可能性が高い。

トランプ政権は同大統領令を一時差し止めたハワイ州連邦地裁の判断に対しても上訴しており、サンフランシスコ連邦高裁が15日に審理を開く。

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