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米政権の壁建設、高裁が国防予算の転用認めず

 6月26日、米連邦高裁は、トランプ政権が国防予算を転用してメキシコ国境の壁の建設に25億ドルを拠出するのは認められないとの判決を下した。写真は23日、アリゾナ州サンルイスで、メキシコとの国境に建設された壁の前に立つトランプ米大統領(2020年 ロイター/Carlos Barria)

[26日 ロイター] - 米連邦高裁は26日、トランプ政権が国防予算を転用してメキシコ国境の壁の建設に25億ドルを拠出するのは認められないとの判決を下した。

判決は2対1。連邦高裁はトランプ政権に予算を転用する憲法上の権限はないと主張。議会が転用を承認しておらず、「軍事上の必要性も予見できない」との判断を示した。

また、連邦高裁は、今回の訴訟を起こした20州のうち、メキシコと国境を接するカリフォルニア州とニューメキシコ州には訴訟を起こす法律上の権利があるとの判断を示した。

米司法省の報道官は、コメントを控えている。

カリフォルニア州のベセラ司法長官は、トランプ大統領による「違法な資金強奪」に歯止めをかける判決だと歓迎の意向を表明。

民主党のペロシ下院議長も「法の支配の大きな勝利」と述べた。

ただ、連邦最高裁は、訴訟が続いている間は25億ドルの拠出を認める判断を示しており、今回の判決の影響力は限られる公算が大きい。

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