[17日 ロイター] - 投資信託評価会社モーニングスターのリポートによると、昨年の米国のミューチュアルファンド・上場投資信託(ETF)の資金流出入は3700億ドルの純流出と、年間ベースで初の流出を記録した。
アクティブ運用ファンドからは過去最大の9260億ドルが流出。一方、パッシブ運用ファンドには5560億ドルが流入した。流入額は前年から約42%減少したものの、「投資家は良い時も悪い時もパッシブ運用ファンドを購入しているとみられる」という。
マネーマーケットファンド(MMF)は調査対象から外されている。データは1993年まで遡れる。
ファンド別で流出額が最大だったのは、T・ロウ・プライスで592億ドル。次にアメリカン・ファンズの555億ドルが続いた。
流入額が最大だったのは、ブラックロックのiシェアーズETFで1667億ドル、次にバンガードの827億ドルが続いた。
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