April 25, 2019 / 8:00 AM / a month ago

UPDATE 1-イラン産原油、輸出全面禁止でも市場の混乱ない=米当局者

(情報を追加します)

[シンガポール 25日 ロイター] - 複数の米政府当局者は25日、イラン産原油の輸出を全面的に禁止しても、原油の供給は十分にあり、市場が混乱することはないとの見方を示した。

記者団との電話会議で明らかにした。

米国務省のイラン特別代表、ブライアン・フック氏は「イランの原油(輸出)はまだ日量100万バレル程度残っている。市場には移行を円滑にし、価格の安定を維持できる多くの供給がある」と述べた。

トランプ大統領は昨年5月、イラン核合意からの離脱を表明。米国は昨年11月にイランの原油輸出に対する制裁を再開した。日本・韓国・中国を含む8カ国・地域については適用除外を認めたが、米政府は今月22日、適用除外措置を打ち切ると発表した。

対イラン制裁の強化を受けて、原油先物価格は年初来高値に上昇している。

ただ、フランク・ファノン米国務省エネルギー資源担当次官補は「価格は十分制御されている」とし「(イラン産原油の輸出を)ゼロにする好機だ」と発言。市場には「十分な供給」があるとの見方を示した。

フック代表は、トランプ大統領が昨年5月に対イラン制裁を発表して以降、イランの石油収入が100億ドル以上減少したとの見方も示した。

同代表は「イランの制裁前の年間石油収入は最大500億ドルだった。我々の制裁で(昨年)5月以降、すでに100億ドル以上の収入が失われたと推定している」と述べた。

イラン産原油の最大の輸入国である中国は、適用除外措置の打ち切りを批判。複数の米政府当局は25日の電話会議で、中国がイランに代わる調達先を確保できると確信していると述べた。

また、イランへの依存度が高い韓国では、石油化学施設がイラン産のコンデンセートを利用する設計になっている。

フック代表は、韓国の石油化学施設への供給を確保するため、韓国と緊密に連携していると述べた。

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