June 7, 2019 / 6:54 PM / 11 days ago

UPDATE 1-米、イランに追加制裁 石油化学業界を標的

(情報を追加しました)

[ワシントン 7日 ロイター] - 米財務省は7日、イランの石油化学業界を標的とした新たな制裁を発動した。対象にはイランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊(IRGC)」に金融支援を行っているとされる同国最大の石油化学持株会社ペルシャン・ガルフ・ペトロケミカル・インダストリーズ(PGPIC)と39の子会社や国外販売業者などが含まれる。ただアナリストの間では象徴的な意味合いしか持たないとの見方が出ている。

ムニューシン財務長官は声明で「IRGCを支援するイラン石油化学業界の中核部への資金を絶つことが目的」と説明。今回の制裁措置について「IRGCに資金援助を行う石油化学やその他の部門の企業や持ち株会社を標的にし続けるとの警告だ」とした。

財務省の声明によると、イラン石油省は昨年、IRGCの経済・工学部門である「ハタム・アル・アンビア」に10件の原油・石油化学プロジェクトを発注。発注総額は220億ドルと、IRGCの公式予算の4倍に相当した。PGPICと傘下企業の石油化学製品の生産能力はイラン全体の40%、石油化学製品の輸出は50%を占めている。

米政権当局者は、今回の制裁措置はイラン経済に対する広範な圧迫となり、IRGCの資金枯渇につながると指摘。ただ、財務省出身のイラン専門アナリストは、米国以外の国の企業はすでにイランの石油化学業界との取引を縮小しているため、制裁措置は大きな効果をもたらさないと予想。「主要な多国籍企業はイランともはや取引を行なっていないため、効果は限定される」と述べた。

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