[ワシントン 4日 ロイター] - 米国は5日に予定されているイスラエルの安全保障担当高官との協議で、イランに対する外交努力は続けるが、核兵器入手を阻止するために必要であれば「別の道」を模索する用意があるとの方針を伝える見通し。米政府当局者が明らかにした。
サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は5日、イスラエルのフラタ国家安全保障担当補佐官とワシントンで協議する。
当局者は「われわれは当然、外交に引き続きコミットしている」と強調。「ただ、うまくいかなければ別の道もある。イランが決して核兵器を開発しないようにするつもりだ」と述べた。
具体的にはどのような行動を検討しているのか、軍事的な選択肢も含まれるのかとの質問に対しては「必要な措置を取る用意がある」とするにとどめ、詳細には言及しなかった。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」