[18日 ロイター] - ジミー・カーター元米大統領(98)がホスピスケアを受けながら「終末期を自宅で家族と過ごす」という決断を下したと、同氏が率いる非政府組織(NGO)のカーター・センターが18日明らかにした。
1977年1月から81年1月まで民主党の大統領として在任。退任後、米大統領経験者として最高齢となった。
カーター・センターは声明で「(カーター氏は)家族と医師団から全面的な支援を受けている。家族はこの期間のプライバシーを求めるとともに、心配してくれている多くの支持者らに謝意を表している」と説明した。
カーター氏は近年、肝臓と脳の腫瘍など複数の健康問題を抱えていたが、治療に対する反応は良好だったという。
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